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理不尽な五条

「僕のこと慕ってくれるの、憂太と悠仁くらいだよ〜」
「はあ……」

五条悟のくだらない雑談に付き合うのは後輩としてのあきらの果たしたくない役目である。誰か代わりに差し出せるものがいればいいのだが、生憎今日は他に人がいないので仕方ない。
にしてもどうだろう。その二人は確かに五条のことを尊重しているように見えるが、果たして本当に慕っているのか?二人が特別いい子なだけなのでは?と言いたいところをぐっと飲み込んで、「二人だけでも慕ってくれてよかったじゃないですか」とあきらは言った。まあまあの返しだと自画自賛する。なのに五条は怒った。

「は?そんなことありませんよ他の子たちも素直じゃないだけできっと慕ってますよだろ」
「………………すみません」

納得いかない。マジで。